建築基準法の難しい部分
皆さんが家を建てる場合を「新築」と呼びますが建築基準法で定められている『新築』は以下のようになります。
通常新しい土地に建築物を建て得る場合のことを新築と呼ぶ他別の場所から建築物を移動することも「新築」と呼ぶのです。
こう考えるとそれは「移転」ではないのか?と思う方もいらしゃると思いますが、「移転」とは、同一敷地内で建物を移動することを指します。
つまり引き家などと言われる家を移動するこういのことを「移転」と呼ぶのです。
良く会社の事務所などが「移転しました」と言いますが、建築基準法と実際の意味は微妙に異なることも多いの難しい部分もあります。
また「増築」ですが既存の建築物に継ぎ足し工事を行うことを指しますが、既存の住宅があってそこに別の土地からの建築物を移動してきた場合は「増築」となるのです。
例え別棟であっても建築物を移動する場所に既存の建物があるのか?ないのか?によって建築基準法の総則に記載がされているのです。
実際に私が初めて建築基準法の本に目にしたとき、とても理解しにくい、間違えやすい文面が多かったのが印象です。
このように建築基準法は仕組みが複雑な法律ですので建築に関わっている人でもわからない部分や見落としてしまう部分もあります。失敗しない家造りの為には、建築の法律に詳しい営業や、設計の担当にいる会社に依頼することが重要になります。法律を見落としてしまうことはその土地に建てては行けない建築物にもなりかねませんので、工務店、住宅会社選びも慎重に行うことが重要です。
私の友人に大分でリフォームしようとしたけれど、プランが建築基準法にあわないということで作り直したことがある人もいます。
用途地域について
土地の購入を考えられてる方で土地探しってとても難しいものだと思います。
明確な指標も判りずらく選ぶ理由は利便性と金額っが大きな要因になるのではないでしょうか?
私の友人も大分の土地を購入するときにいろいろと迷ったそうです。
そんななな土地探しの中で注意していただきたい点があります。
住宅や土地には規制と言うのものが絡んできます。それは建築基準法や、都市計画法によって定められていてこの規制にそった形で住宅の建築を進めて行かなければなりません。
つまり土地があればどんな土地でも建てられるわけではないのです。
例えばですが・・・都市計画法の中に用途地域と言う規制がありその中のでその地域の建ぺい率と言うのが定められています。
工務店の集客チラシなどを見ても戸建てや土地のときにのっていると思います。
建ぺい率と言うのは建築面積の敷地面積に対する割合のことで、例えばこの土地は用途地域の第一種専用地域(住居の環境を保護するための地域)だから建ぺい率は30%ですよと言うことになるわけです。
この場合100坪の土地があった場合に30%分しか建築面積として使用することが出来ません。
つまり30坪まで使用できるということになります。ですから平屋で60坪の家を計画していてもこの土地には建築が出来ませんと言うことになるわけです。
用途地域は「住居系、商業系、工業系」の三種類に分けられており主に住宅系の地域は建ぺい率が厳しくなっています。
これは住み良い町並みにするために隣接の住宅などの日当たりや風通しなども考慮されて決められていますので、土地探しをする際はようと地域の建ぺい率に目をむけてみてください。
バリアフリー
佐賀で住宅を友人が建てたんで先日遊びにいってきました。
友人の家は、友人夫婦と友人のお父さん、お母さん、そして友人のおじいちゃんが住んでいます。
60坪ある大きな家で基本の形はスクエアーがベースになっているので、すごくシンプルで感じの良い家でした。
ちょうどお邪魔したときに、おばあちゃんがお茶を出だしてくれて少しお話をしましたが。
「以前の家のように敷居などの段差がなくなってとっても歩きやすい」とおしゃっていました。
近年の住宅はほとんどがバリアフリー住宅で余計な段差をつけないような設計になっています。
最近はコーナーなどに畳の小上がりなどを設けることがありますが、この場合は、椅子のように腰かけられる高さをあえて作るというのも腰の悪いお年寄りにとって優しい場合もあります。
これまでの日本の住宅は和室と廊下やトイレと廊下のしきりに段差などがあるのが当たり前でした。
しかしこのわずか数センチの段差こそ年配の方にとっては危ないのです。
そこでバリアフリーという施工方法が主流になりました。
大分の中古マンションを購入した友人もバリアフリーにしたそうです。
しかし浴室などは、フラットにしてしまうと水が洗面所に入ってきてしまいますが、仕切り部分にグレーチングと呼ばれる溝を設けることで解決できます。
これは新築の場合やリフォームを行う場合ですので、既存の場合はすのこを敷くなどの方法をするとこの段差をなくすことが出来ます。
少しの段差は思わぬけがの元になります。
年齢が高齢になるほど足が思うように上がらなくありますので気をつけることが必要です。
2項道路について
住宅を建てる敷地は建築基準法により幅員4M以上の道路に接していなければならないと規定があります。
この規定の条件(後で細かく説明していきます)が満たされていない場合には住宅を建てることは出来ません。
建築基準法でいう「道路と言うのは以下のようなものがあります。
1【道路法による道路ー国道、都道府県道、市町村道など。建築基準法第42条1項1号】
2【都市計画法などの法律による道路。公道、私道を問わず。建築基準法第42条1項2号】
3【建築基準法が適用された際にすでに存在していた道路。建築基準法第42条1項3号】
4【計画道路に基づいて新設、変更の事業が2年以内に予定されている道路で、特定行政庁の指定を受けたもの。建築基準法第42条1項4号】
5【位置指定道路は申請を行い道路として認めてもらうこと(建築基準法第42条1項5号)】
6【2項道路俗称で「みなし道路」と呼ぶ人が多い。建築基準法第42条2項】
実際には4Mの幅員が得られない道路をセットバック(道路境界線の後退 所有権はそのまま)により建築許可が可能になる規定なのです。
当然土地はセットバックした分だけ狭くなりますから、どれだけの敷地面積が可能なのか確認をとっておくことが重要になります。
みなし道路を知らずにプランを考えていたりすると敷地に収まらない場合もあります。
札幌の賃貸物件に住んでいた友人も家づくりを始めた時に、セットバックのことをよく理解できていなくて、希望していた間取りなどを若干妥協したというようなケースも聞きます。
当然塀などもこのセットバックした部分には作れませんので注意してくださいね。
土地や住宅に関すること
前回の住宅・土地に関する疑問のお話の続きですが、前回の規制の他に、二号道路のセットバックと言うのがあります。
これは住宅は幅員4M以上の道路に接しなければ建築をすることが出来ないということになっていますが、セットバックを行うことで4M以内の道路にも建築が可能になる緩和措置のことです。
道路の中心線から2M後退することが義務づけられています。(一部反対側が河川のどの場合は道路の対面側から4M後退)こうすることで建築基準法の緩和を受けることができなおかつ有事の際の緊急車両などの進入が容易になるのです。
このように基準法によって土地や建物は厳しく定められているために土地を購入し家を建てることは、プロの手を借りなければ非常に複雑で困難なことなのです。
例えば基準法に適合しない新築を建ててしまった場合・・・取り壊しになる可能性もあるのです。
土地ががあればどこにどんな家を建てても良いというわけではないのです。このほかにも自治体によって昔からの町並みを維持するために、三階建ての住宅は禁止や外壁に使える色、庭に必ず指定された樹木を植えることなど様々な条例や協定が存在しまう。
その町の特色を損なわないように、これからの町の特色になるようにこういった形で美観などを統一しているのです。
このように住宅を建てるには色々な規則、条例などがかかわってきますので、建築士や営業、不動産業者とよく話し、自分の条件にあった土地を探すようにしたいですね。
土地や住宅に絡む規則
土地の件でお話をしたいと思います。
新築住宅を建てようとすれば当然土地が必要になります。
土地探しは非常にわかりにくく定価があるわけでもないので、その土地が安くてお買い得なのか?
それとも高いのか?適正な価格なのかもわからないと思います。
そもそも土地の値段は売主の言い値なのが現状のようです。
しかも不動産屋は信用できない・・・変な土地を売りつけられるかもしれないし・・・土地の購入はわからないことばかりだし不安で仕方ないと思います。
当然環境の条件が第一になってきます。
長年住むことになる場所立地条件はとても重要な要素です。
また費用面も大事です。
土地の相場は非常にわかりにくく、お買い得なのか?割高なのか?判断基準が非常に難しいと思います。
こうした場合の対処法は、見る目を養うことと信用できる優秀な不動産会社を見つけることです。
土地探しのパートナーとして不動産会社のチョイスによって明暗がはっきりと分かれます。
工務店も集客を良くするために不動産会社と連携していたり、自社で持っていたりします。
売主との値段の交渉や、自治会の様子などまで細かに調べてくれると事が好ましいと思います。
ただ売りたいだけの会社は信用しては後で痛い目に合うことになります。
また土地には様々な規制がかかわってきます。
例えば!「建ぺい率」その敷地に建てられる一階の床面積の割合のことです。
都市計画法によっって管理されており良好な生活環境を維持するためにとても必要なことなのです。
このほかにも色々な法律がからみますのでまた次回ご説明したいと思います。
間取りの話し
前回間取りを決めるために行うゾーニングのお話をしましたが、今回は間取りのお話をしていきたいと思います。
間取りは様々な要素が絡みあうため非常に検討が必要な部分になります。
例えば、建築主の希望、土地の条件、家族構成、隣地の状態などそのケースによって様々な要素があり当然ひとつひとつ違いますので、そのプランに合わせた設計が必要になります。
居室には建築基準法で採光の基準が設けられていますが、明るい部屋のほうがみんなが集まれる憩いの空間になるような気はしませんか?
新築住宅に住む期間はとても長い期間になります。そう考えれば少しでも住み心地の良い環境を作り上げることが大切だと思います。
最近は狭小住宅という狭い敷地に工夫をこらし住宅を建てられる方が増えていますが狭小住宅はとても制約が色々とあるので設計が非常に難しいと思います。
そこを工夫と長年の経験を活かして住み心地のよい快適空間に仕上げていくのが私たち設計士の仕事だと思います。
家の間取りの重要性や快適性は実際に住んでみなければ感じ取れない部分も沢山あると思います。
しかし少しの創意工夫でとても快適な空間を手に入れることができるのです。
一生に一度大きな買い物ですから建築主が大満足していただけるような住まいを設計していきたいなと思っています。
皆さんも家を建てられるときに設計士をお話しする際はぜひ希望をどんどん投げかけてくださいね。
それを可能にすることが僕たちの使命だと思いますので。
ゾーニングの重要性
三重で注文住宅を建てる友人に質問されたことなんですが、今回はゾーニングについてお話をしたいと思います。
さてゾーニングとはどういったことなのか?簡単に説明したいと思います。
ゾーニングとは、建築やインテリアの計画において行なわれる設計計画の作業の一つで、設計を始めるための下準備といえます。
各部屋の機能や用途などを考えまとめ、ゾーンとして分類していきます。各ゾーンの関連性や配置の検討などの際に持ちいれられていてゾーニングを用いて部屋の大まかな位置などの検討を行っていくのです。
ゾーニングにはフロアゾーニングとヴァーティカルゾーニングに分かれます。
前者は平面的な配置などを検討する場合、後者は一階と二階の位置関係の検討に使用します。
ゾーニングは設計を行うには非常に重要な作業で、動線計画、通風計画、採光計画などと合わせて検討していくことで、しっかりとした設計プランが完成します。
新築を建てるには様々な条件が絡んできます。例えば敷地の条件など、両隣がすでに民家が建っていたりは採光や通風に特に注意が必要になります。
また子育てを行っている家庭は、子供の目線も取り入れながら、家事をしながらでも子供の居場所が確認できる工夫うなども考慮していくことが大切です。
こういった関連性を検討しながら仕上げていくことがゾーニングの重要な部分になります。
工事監理について
私の友人が埼玉で注文住宅を建てる計画があると電話がありました。
私に設計を依頼したかったようですが、大分と埼玉では、細かい打合せが出来ない為に、大学時代の友人が、埼玉で設計事務所に勤めているので紹介しました。
やはり設計士としては、自分の書いた住宅は、責任をもって監理したいものですし、たとえ友人であっても建築主に、監理者としての責務が果せないのは失礼ですから、私が自信を持って推薦できる友人を紹介したのです。
皆さんは、私達設計士の仕事は、設計図面を書くことだけと思われているかもしれませんが、工事監理という仕事もあるのです。
よく現場管理と勘違いされるのですが、仕事も役割も全く別のものになります。
現場管理は、現場監督と呼ばれる施工会社の責任者が行う業務で、主に材料や人員の管理、工程どうりに作業が進むように計画をして行く仕事です。
一方工事管理は、第三者の立場から、現場の作業が、工程どうりに進んでいるか、作業状況は設計図書どうりか、ミスや不備はないかなど、建築主に代わり厳しくチェックするのが業務になります。
ハウスメーカーや、工務店が建築主から建築工事を直接依頼した場合は、工事監理は自社で行うところがほとんどですので、第三者からの立場の人間がいなくなります。
これは工事が会社内だけの監理になりますので、なあなあになる可能性もありますので、十分注意することが必要です。
今回私は直接関われませんが、友人の家の完成が楽しみです。
シックハウス(2)
シックハウスの対策のお話です。前回お話したようにこの病気は家に関係しています。
つまり生活する環境を改善することが、大事なわけです。換気に気をつけたり、室内を清潔に保つ、適度な運動で汗を流すなど体内に毒素を蓄積しない方法を実践するこをオススメします。
この病気は、子供の喘息、アトピーなどを悪化させる要因にもなりますので十分気をつけてください。
これから住宅を建てられる計画や、希望がある方は、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
それは、住宅の材料に、化学物質を極力使用しない住宅を造ることです!むちゃくちゃ言ってるな・・・と思う方もいるかもしれませんが、実際にこういった住宅は、すでに販売されているのです。
私の住んでる地域にも健康住宅 大分と言うモデルハウスがあります。先日このブログの参考にと思い見学に行ってきました。
大分の住宅街の中にあるのですが、外観には、「漆喰」が使われていました。屋根は、最初セメント板か、平板の瓦かな?と思いよく見てみると、石板を伏せているのです、これにはかなりびっくりしました。
初めて見る屋根材だったのでとても興味深いものでした。
石板を貼ることで、屋根裏も涼しいそうです。室内に入ると内装材の仕上げは、「漆喰」が塗られていました。
漆喰は、消石灰とすさ、などの自然素材から出来ていて、湿度の調整、消臭効果、化学物質の吸収作用などがりシックハウス対策で注目を集めています。
こうしたて天然素材などの建材を使用することで、シックハウスになる原因を押さえれれるのです。
大分では中古住宅のリフォームに漆喰を使っている工務店もあります。
興味のある方は、健康住宅を建てている工務店の見学に行かれてみてください。
